この記事の内容
- 投資の種類と概要
- 各投資方法ごとのメリット・デメリット
- 初心者にオススメの投資方法
投資の商品にはおもに5つの種類があります。
- 株式
- 債権
- 不動産
- コモデティ
- 預金
そして、その商品を取り扱う投資方法もかなり細分化されています。
その中には投資初心者では即GAME OVERとなるハイリスクなものや、そもそも始めるための資金が多く必要といったものもあります。
この記事では、絶対に失敗したくない投資初心者でもある筆者の投資方法を選ぶ基準などをベースに、たくさんある投資方法の概要をまとめていきました。
同じく初心者の方は、ぜひこの記事を参考に自分にできそうな投資方法を探ってみてください。
それではさっそく解説していきます。
Contents
投資にあたっての条件
投資の種類|概要とメリット・デメリット
投資にはどのような種類があるのか、
その特徴とメリット・デメリットを調べたので簡単にまとめました。
銀行預金
特徴
お金を預ける(貸す)ことで金利で利息を得られる
メリット
元本保証
預けたお金が減ることは無い
デメリット
めっちゃ低金利
一般的に普通預金金利が0.001%と言われている。定期預金では金利が高い銀行でも0.25%程度。
インフレでお金の価値が下がる
元本は保証されているが、100万円で買えていたモノが数年後には105万円を支払う必要がある場合がある。
外貨預金
特徴
外国の通貨でお金を預ける(貸す)ことで金利で利息を得られる。
メリット
日本に比べ金利が高い場合が多い
例)
- 🇺🇸米ドル:2.00%
- 🇪🇺ユーロ:4.00%
- 🇦🇺豪ドル:12.00%
- 🇬🇧英ポンド:10.00%
- 🇳🇿NZドル:12.00%
- 🇿🇦南アランド:40.00%
- 🇨🇳人民元:30.00%
為替の変動で差益を得ることができる
例)
100万円で1万ドルの預金(100円=1ドル)
↓ (円安:110円=1ドル)
日本円に戻した場合、110万円を受け取れる
デメリット
通貨の交換の際に為替手数料がかかる
差益を得た場合には課税対象となる
為替の変動で差益分を損する場合もある
例)
100万円で1万ドルの預金(100円=1ドル)
↓ (円高:90円=1ドル)
日本円に戻した場合、90万円しか受け取れない(元本割れ)
投資信託
特徴
出資者からの資金を証券会社などのプロが株式・債権・不動産などに分散投資して、その取引で発生した利益の一部を出資者に分配される投資。
メリット
少額から投資できる
自身での作業がない
プロ(ファンド)に運用を任せられるので安心して任せられる。
積立NISAを活用できる
積立NISA枠での運用益は非課税となる。
いつでも売却できる
デメリット
手数料がかかる
直接自分で運用するならまだしも、プロが代わりに運用してくれるので当然手数料が発生する。
元本が保証されない
プロといえども絶対利益を出せるとは限らない。
REIT(不動産投資信託)
特徴
投資信託の不動産特化版。
出資者からの資金を証券会社などのプロが株式・債権・不動産などに分散投資して、その取引で発生した利益の一部を出資者に分配される投資。
メリット
少額から投資できる
自身での作業がない
プロ(ファンド)に運用を任せられるので安心して任せられる
安定した分配金が期待できる
いつでも売買可能
デメリット
手数料がかかる
直接自分で運用するならまだしも、プロが代わりに運用してくれるので当然手数料が発生する。
元本が保証されない
投資信託同様、プロといえども絶対利益を出せるとは限らない。
物件損壊、賃料・地価下落、金利変動リスク
災害などでの物件の損壊や、物件の賃料や地価の上昇、金利変動になどなど
運営法人のコスト増となる場合に出資者への分配金が減るというリスクが存在します。
株式投資
特徴
企業が発行した株式を購入することで企業の「株主」となり、配当金や株主優待を受けることができる。
また、株式を購入した時よりも株価が高くなってから売るとその差益を利益として得ることができる。
メリット
- 株価が値上がりした時の売却益が期待できる
ある会社の株が2,000円/株 × 100株 = 20万円だったとする。
数ヶ月後、2,500円/株になっていれば25万円で売却でき、5万円の値上がり益を得ることができる。
※実際にはこの値上がり益5万円に20%の税金がかかる - 配当金や株主優待を受け取れる
※企業によるが一定数以上の株式を保有していると受け取れる - 日本国内のみならず全世界の株式が購入できる
デメリット
投資信託、REITに比べ難易度が高い
値上がり益に対して税金20%がかかる
取引額に応じて手数料が発生する
元本が保証されない
株価変動リスク
購入金額時よりも株価が落ちている場合、マイナス収支となる
信用リスク
株式を発行した会社が倒産してしまうと株価が0円となる
為替変動リスク
外国株式の場合、ご当地の通貨で株式を購入する必要があるので円安となった場合も実質損益となる
カントリーリスク
株式を発行した会社の国の政治や経済状況によっても株価変動が起こり得る
FX(外国為替証拠金取引)
特徴
基本的な仕組みは『外貨預金』と同様。
- 為替相場の変動で通貨を売買して利益を出す
- 外貨預金として預けた国の金利で利益を出す
- 24時間取引可能
ただ、FXはレバレッジ(てこの原理)という少ない資金で大きな金額を動かせる。
メリット
特徴と重複しますが、
- 外貨預金金利よりも有利なスワップポイント(金利差調整分)
- 少ない資金で大きな取引ができる
手出しで100万円(証拠金)
900万円分は借りたことにできる
1株100万円 1,000万円分の取引
↓(1株90万円に変動)
取引額が900万円分になる
↓
手出しで100万円(証拠金)がなくなる
↓
強制的に取引出来なくなる - 時価評価金額が信託保全される
※もし預けた証券会社が倒産しても保証される
デメリット
不動産投資
特徴
何らかの不動産を購入して第三者に貸し出して家賃収入を得る投資方法。
買った不動産をより高く売った際の売却益、不動産を貸し出して家賃収入などを得る運用益がある
不動産の種類はおもに、
- 住居
- 宿泊施設
- テナント
- etc...
などがある。
メリット
銀行でローンを組める
個人事業主になれる
※経費による節税が可能
インフレに強い
デメリット
必要な資金額が大きい
考えられるリスクは以下
- 空室リスク
- 値下がりリスク
- 災害リスク
- すぐに売れないリスク
管理の手間がかかる
物件持って貸し出すためには物件をキレイに使いやすく維持しなければなりません。
まとめ|手取り19万円でもできるのはズバリ!?
今回紹介した投資方法
- 銀行預金
- 外貨預金
- 投資信託
- REIT(不動産投資信託)
- 株式投資
- FX(外国為替証拠金取引)
- 不動産投資
『投資信託』と『REIT』はどちらも
- 少額から投資できる
- プロに任せられる
- いつでも売却できる
っていう初心者には三拍子そろったメリットがありました。
特に『投資信託』は間違った商品さえ購入せず長期(20年)運用をおこなえば、ほとんどプラス収益で安定しているというデータもあります。
すぐに必要ではなく、将来的な蓄えにしようとしているのであれば、『投資信託』ほど向く投資も他にないかもしれません。
初心者の方でとりあえず投資を始めてみようという方は、まずは『投資信託』と『REIT』でコツコツと積立運用しながら他の投資方法を勉強していみるのがいいのではないでしょうか?
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。